ミュージアムピースのバイアスタンクトップ
この湿気の夏に最高!
インドでは麻がとれません。(黄麻しか)。 カディモスリンは手紡ぎ手織の超極薄織物。 モンゴルギリは、モンゴルギリという場所で織られます。
ほんっっっっっっっっとに、これ以上涼しい布はないと思われる布、それはピーニャ。
フィリピンでしか織られていません。
パイナップル樹からとれます。
高温多湿の島に必要な繊維なんでしょう。
私たちはそのピーニャをインドまで運んでいって染めて、形にしました。
ピーニャは植物繊維の中で一番薄い布ができると思っています。
それを、二枚重ねにしたり、水にくぐらせて自然な楊柳にしてみたら、体にまとわりつかずに風がすっと通り抜ける衣ができあがりました。
2002年7月26日 (金) 〜
8月8日(木)
11:00-19:00
Maki
Textile
Studio,
Aoyama, Tokyo
一番暑いときに着られるものを
がんばって作ってみました!
そこでインド人は超極細の綿を布にして着ます。
カディモスリンやモンゴルギリがインドの極薄綿の名前です。
今回はそれを染色して仕立てました。
細くしっかりした機械紡績の糸で、それを先染めし、手で織ります。
たとえば、ピーニャのプルオーバー、風の衣、ストール。モンゴルギリやカディモスリンでつくった、二重仕立てまたは一重のギャザースカート。
Vネックの半袖、くるみ(グンディ)ボタンつき長袖ブラウス(とてもお洒落)。
色は藍、藍ねず、ベージュ、オフホワイト、目に涼しい暗色系です。
そしてミュージアムピース(生絹)の後染めのバイアスタンクトップや、ブラウスなども。そのほかに、つい先日届いた新作、生葉小ストール、風の布小ストール、テスの小ストール、風花のメヘンディ色など、夏に使いやすく、気持ちのいいストールもそろいます。
水にくぐらせて自然に出る楊柳。ピーニャのプルオーバー。
着てみると袖がフレンチスリーブのようになります。
カディモスリン・グンディボタンシャツ
タンクトップの上からさらりと羽織りたい。
(私も欲しいんだけど我慢しなきゃ…真木千秋談)
夏の色せいぞろい。
左から、ハラッドのグレー、メヘンディのカーキグレー、インド藍…
(上)ミュージアムピース・タンクトップ
(下)カディモスリン・ギャザースカート