私たちの場合、まず布があって、それから衣のカタチが見えてきます。 でも本当を言うと、その前にまず糸があります。 たとえば、苧麻の糸。 沖縄の苧麻(カラムシ)に出会ったのは、十年ほど前のことでした。 カラムシの野生種は、日本中ごく普通に生えています。 こんな植物から糸が採れるなんて…と不思議に思いながら、使い続けてきました。 そうして先頃できあがったのが、左写真の布。 苧麻糸に数種の絹糸を混ぜ、先染めで織り上げました。 サラサラとして、目にも涼しい布です。 それを使って、軽快な衣(パオベスト)をつくりました。 一番暑い頃、タンクトップの上から羽織ると、とても爽やか。 |
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パオベスト 左) モトゥカ絹のタンクトップとともに。 右) 脇についている小さなグンディとループで止めると、また違った雰囲気のベストに。 タッサーシルクを藍染したサロンはサラサラとはける筒スカートです。 Paovest 38850 |
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夏の上着 & かぶりベスト 日本で織られた麻100%布。 とても薄く涼しい生地で、さらっと羽織れる上着(左)やかぶりベストを作りました。 かぶりベスト(右)は後ろをバイアスで縫い合わせています。 手洗いしてクシュクシュに仕上げると更に愛らしく。 Uwagi 39900 |
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ラミーの上衣 & 短めパンツ しっかりした麻100%の生地で作った上衣(左)とパンツ(右)。 麻ならではのしっとりとした落ち感。 これからの季節に最適です。 Uwagoromo 34650 |
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マンガルギリ(極薄綿) インドの至宝、マンガルギリ。 「あれだけ細い糸を先染め手織りするのは大変なこと」(真木千秋) 涼しくて扱い易いのが特長。 昨年とは違うスタイルもお目見えです。 写真はタンクトップと、生地をたっぷり二重に使ったバルーンスカート。 裾のふんわり感が夏に軽快です。 Tunktop 10500 |
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マンガルギリのシャツ 今回は淡色・濃色計4種類の布地でつくりました。 これは「くるみボタン」のついたシャツです。 Shirts 21000 |
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マンガルギリのバンツ パンツはショートとラウンドの二種類。左写真はラウンドです。 Pants Round 18900 |
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麻のベッドリネン 二階にはベッドをしつらえました。 今回のために特別に織り上げた、麻100%のベッドリネンです。 (お昼寝したい方はどうぞ。) Pillow 9870 |
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