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用途のことはまったく考えず、布をつくってみました。
だから、無用の布。 |
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素材の力に導かれるまま、自由に遊んでみました。
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一枚、一枚、
違った顔かたちをしています。
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用が無いせいか、
存在感があります。
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まきちあき在廊
9月16日(金)
9月17日(土)
9月18日(日) |
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昨年のこと、桐生・新井淳一さん宅の倉庫で、何反かの麻織物を見つけました。
何十年も前の、手紡ぎ手織り布です。
ただ、いささか黄ばみ、ところどころ劣化しています。(←左写真)
それを沖縄・西表島に手持ちし、海晒しをしたところ、黄ばみがとれました。
状態の良い部分は、島の踊りの衣装に使ってもらうことにしました。
さて、使えない部分はどうしようか…。
そのころ出会ったのが、「苧屑ざっくり」という古布です。
「苧屑(おぐそ)」とは、麻糸を績む際に出る屑。
その屑から糸を紡いで織り上げたのが、「苧屑ざっくり」です。 |
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無名の職人によって織られた、その力強い布。
心惹かれるものがありました。
なんとかこの古い麻布を使えないものか…。
そこで布を細く裂き、ヨコ糸にしてみようと思い立ちました。
インドへ持参し、インド藍で染めてみると、すごくきれいな藍色に染まりました。
もともと手紡ぎ手織りの麻布です。
それをヨコ糸に使うには、タテ糸もそれに負けないくらいの野性的なパワーが必要。
そこでタッサーシルクを使いました。 |
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そのほか、一緒に合わせるヨコ糸も、カティア布とかナーシ布などを裂いて使います。
やはり屑糸から織られた布です。
上写真↑は、そんなナーシ布のヨコ糸を、織師イスラムディンに手渡し、織ってもらっているところ。
機から下ろし、コットの上に並べてチェック。(←左写真。2005/1月) |
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