この一年の大半ヒマラヤの麓、ganga maki工房で過ごしました。
2回目のモンスーン(雨季)のあと工房の木々や染織用植物が眼を見張るほど育ちました。木藍も元気に育ち、インド夜香木すべての木に花がつくようになりました。芭蕉の木も根を広げ、年明けの収穫を待っています。
今年の手仕事、一番の収穫は繭から手で引き出し、軽く撚りをかける「ずり出し糸」を工房で作れるようになったことです。ストールやタペストリーに少しずつ織り込み始めています。
手のスピードでゆっくりと引き出すずり出し糸は空気をはらんでふっくらとたくましく、美しい表情をしています。
今年最後に草木で染めた楽しい色あいの糸を思い切ってたくさん使ってカラフルなヒマラヤウールの反物をハギレ市用におりあげました。植物のちからを感じていただければ嬉しく思います。
真木千秋より
※価格は税別
ハギレいろいろ数千点。一枚一枚丁寧に仕上げました。 一組500円より。詳しくはこちら。 反物市も同時開催!Makiの手織り布が、3〜4割引とお買い得。詳しくはこちら。 また、反物市のため特別に織り上げたヒマラヤウール残糸布「端織」もあります。今年はカラフルなのも加わって三点。詳しくはこちら。 |