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2021年9月4日(土) ― 10日(金)
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2021年9月4日(土)11:00– 10日(金)17:30

9月のMakiは暮らしの布をご紹介いたします。
ganga makiでは今年の2月の新月にインド藍の種を蒔き、 6月より収穫が始まりました。大きな土地をスタッフ全員で 石拾い、牛糞運び、草取り…とたくさんの手仕事を経て 青が生まれます。その青とともに、小さめのソフトブランケット 「インディゴ・ケット」ができあがりました。
その他ヒマラヤウールのミニウールラグ、makiの裂織ラグ、 クッションカバー類、タッサーシルクナーシのティーマット、 シルクオルガンザの間仕切り、端切れを使ったエプロンや 薄地カディのルームウェア等々、少量ですが新たに試みました。
加えて、近所の日用品店から大小いろいろアルミの バケツや、ガンジス河畔の葦製スツールも。
この秋の新作の服やストールも合わせてご覧ください。
シェフのラケッシュも二年ぶりに来日。 皆さんの前で腕を振ることを心待ちにしています。

 

ganga maki からインスタライブ!!

ナマステ〜! 現在、真木千秋と田中ぱるばは北インドganga maki工房に滞在しています。今回は、日本のゴールデンタイム午後8時、インスタライブを通じて、ご挨拶がてら、日替わりで工房の様子をお伝えしたいと思います。
9月4日(土) ― 8日(水) 8:00 PM– インスタグラムはこちら

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今展のおすすめ | ganga makiの藍

今年の1月より ganga maki スタッフ全員で畑の準備をはじめ、2月にインド藍の種を蒔きました。藍は太陽に葉を開き、夜には葉を閉じてたたずみ、時には雨に打たれ風に吹かれながらグングン成長しました。

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枝葉が青々と繁り藍の香りに包まれる6月中旬から収穫が始まり、現在まで日々収穫。半発酵、泥藍づくりが続いています。

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スタッフ総出で取組む藍仕事

 

半発酵染めのフレッシュな藍色

今年もインド藍による半発酵染を試みました。西表島・紅露工房で習ったユニークな染色法で、枝葉を刈り取り、そのまま水に漬けて二晩ほど放置します。すると、発酵により葉から藍の色素が溶出してきます。その枝葉を手で絞って、その発酵汁で染める手法です。

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藍の色素が溶出し、表面がヌラヌラと青色に

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半発酵の染液に何度も潜らせ染め重ねていくことで、色の濃さが増し、定着していきます。
ウールはこの半発酵染めでしか定着しないため、今年も丹精込めて染めあげました。

 

黄色を重ねて黄緑と青緑も

藍の半発酵の青にマリーゴールドの光るような黄色で黄緑、インド夜香木の透明間のある黄色で青緑を染めました。

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左が夜香木、右がマリーゴールドを重ねて染めた緑

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シルクやウール、素材によって染まり具合も色味も違いますし、黄色の染料を重ねてみても、現れてくる緑はそれぞれ異なって面白い。創作意欲がドンドン湧いてくる瞬間です。

 

インド藍の半発酵染めアイテム

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インディゴ・ケット

今年の1月からずっと藍畑と共に暮らしてきました。日々木藍の畑を歩いた、そのちょっとした時間を布にしてみました。 ヒマラヤウールとメリノウールでふっくら織った軽くて暖かなふくふく生地を、藍の半発酵染めで優しい青に染めています。(ケットとはヒンディー語で畑の意味もあります)

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特別な台形腰巻き

半発酵染めでしか染着しないウール。今年もこの特別な半発酵染めの台形腰巻きをつくりました。
糸染め、制作後にまた後染めと何度も染め重ねて仕上げますので、一枚一枚少しずつ濃淡があります。藍の葉を沢山使うので数に限りがあります。

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藍と緑のかけ布

藍の半発酵の青にマリーゴールドを染め重ねて黄緑、インド夜香木を重ねて青緑を染めて、 ヒマラヤウールの天然色と合わせて大きな格子を織りあげました。薄くて軽いウールガーゼのようなかけ布です。

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木藍と黒羊のミニラグ

天地(あめつち)の色合いを敷物でつくってみました。藍を育てることで染まるこの青とヒマラヤの黒羊の色の組み合わせをお楽しみください。

Lunch & Cafe

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ラケッシュのランチ

今回はタンドールに火を入れ、純インド風のロティ(いわゆるチャパティ)とパラタ(層を成したロティ)、パパッド(煎餅)を焼成。日替わりサブジ(季節の野菜カレー)やダール(豆カレー)とともにお楽しみください。ピリリと辛いチャツネもお忘れなく! 雨天時は家庭風の手焼きロティになります。
9/4(土) ― 8(水) 12:00–15:00

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ティモケのサモサとプリン&ランチ

おなじみインドのスナック・サモサ四種に加えて、カルダモン香る美味しいプリンとチャイをどうぞ。 9/4(土) ― 10(金) 12:00–15:00    *チャイは9/6― 10のみ
9/9(木) ― 10(金)はランチも提供。内容は来てのお楽しみ。
インスタグラムはこちら

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hanbunの珈琲とLilaの焼菓子

独自の珈琲表現を追求するhanbunのドリップ珈琲。
今回もインドモンスーン(深煎り)をメインに、若干酸味を残して華やかなエチオピア(中深煎り)を用意。ホット、アイス、カフェオレ、アイスカフェオレから。
9/4(土)、5(日) 12:00–17:00
インスタグラムはこちら

Lilaの焼菓子は、パウンドケーキとスコーンを予定。
9/4〜5   12:00–17:00

New Arrivals

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藍鼠色の衣

藍を何度も染め重ねた布に、柘榴の皮でグレーを重ね、藍鼠色のこっくりと秋色が染め上がりました。藍が見え隠れするグレー、グレーを感じる藍…。
タッサーシルク、タッサーナーシ生地でチュニックをつくりました。
写真はクルタピンタック
¥ 51,700-

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秋の衣

織り生地をたっぷりと使い、サイドにマチとポケットをつけたチュニック。新作の苧麻ストールとコーディネート。身につけたラインが布の落ち感もありすらりと見えるデザインです。ほんのり大きな格子柄のウールシルク生地は写真のベージュと紺色の2色ご用意。
チュニック サイドポケット
¥ 58,300-

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ミストミックス茜色

藍と黄色に続き、秋は茜色のミストミックス。Makiの生成りと相性抜群です。ベスト、プルオーバー、ジャケットの3型。
写真のベストタックは、まるで一枚の布を纏っているように見えるスタイル。合わせはブラウスやニットなどでも。
¥ 33,000-

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薄地カディのホームウェア

カディタオルの大判と同じ、薄地の生地を使ってブラウス、パンツ、スカートをつくりました。 さらっとしていて気持ち良く、裾に布の耳の青ラインが入ってアクセントに。お家時間をより快適に。
写真はブラウスフレンチギャザー
¥ 19,800-

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ストール・ミストミックス

秋を感じられる色合いのミストミックス。繊細な家蚕のシルクや表情のある野蚕のシルクなどを織り合わせた、makiらしい風合いのストールです。
¥ 39,600-

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苧麻のストール

たて糸に沖縄の苧麻、ムガシルク、ずり出し絹で微妙な縞を作り、ヨコ糸はgangaずり出し絹100% で織り上げました。白(ずり出し絹生成)、薄グレー(ガジュマル気根の墨染め)、薄黄色(柘榴)など。
写真は生成りで織ったものを藍の半発酵で染め重ねたもの。

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makiの裂織りラグ

ganga maki工房で残ったハギレを、余すことなく使い切った裂織りのラグ。
タテ糸をコットン、ヨコ糸にシルクウールの生地をしっかりと打ち込んで織られています。適度な厚みと柔らかさを持ったラグです。

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makiのクッション

ジャカード織りの綿シルクの生地やタッサーシルクナシやギッチャの生地を使用した様々なクッションが揃います。
¥ 11,000-から

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ナーシ&ナーシ小布

タッサーシルクの蔕部分から紡ぐ糸、nasi(ナーシ)。makiには欠かせない素材です。
nasi小布は、タテヨコ太めのナーシ糸で手織りした布を四方カット & 仕上げをして、暮らしのちょっとした時に使える敷物として作りました。

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シルクオルガンザ間仕切り

シルクオルガンザでつくるディバイダ(間仕切り布)。見えるようで見えない、光と風は感じたいという間仕切り布にはとても適しています。 生地幅約120cmのまま、上下縫製し共布でループをつくり引っ掛ける方法。 どこにでもサッとかけられる万能間仕切り。
¥ 24,200-

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インドの座椅子 ムラ

ムラと呼ばれる、インドの職人がつくる座椅子です。ganga maki工房や竹の家でも愛用しています。
葦科の植物を編んで作られており、軽くて強靱。使っていくと徐々に座面も飴色になり、柔らかくなっていきます。
¥ 9,900-

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インドのバケツ

ganga maki工房の近所の日用品店から、大小様々なアルミ製のバケツや特大の桶をご紹介します。
工房では生活や染め場の道具として使用しています。