竹林Shop
2024年6月1日(土) ― 7日(金)
会期中無休 11:00–17:30

石垣昭子・真砂三千代 在廊日|
6月1 & 2日

イベント|
・お話会 鼎談「西表は西の表口」&真南風着付け会
 石垣昭子・真砂三千代・真木千秋
 6月1日(土) 14:00–

・真南風素材と芭蕉島帳の話
 石垣昭子・真砂三千代・真木千秋
 6月2日(日) 14:00–

・紙芝居「真南風、その来し方・往く末」
 田中ぱるば(&真木千秋)
 6月3日(月)―7日(金) 14:00–

 

真南風、新たな出発

昨年6月、16年ぶりに竹林スタジオで発表した真南風。
西表島の石垣昭子、葉山の真砂三千代、そして真木千秋を中心に、 新しい衣を創造しようというプロジェクトです。

このたび新しいスタートを迎えます。
西表・紅露工房を祖型とし、 北インドganga maki工房が製作の現場となりました。
年初には真砂三千代がganga maki工房にしばし滞在、 真木千秋とともに新しい布作り、衣作りに取り組みました。
そして、ことあるごとに西表・紅露工房に三名が集い、 新しい発想が生まれています。

植物を育て、糸をつくり、染め、織り、衣に仕立てて身に纏う…
そうしたかつてはごく当たり前だった営み、手仕事のこころが、 今ここでふつふつと発酵成長し、海を越え、国境を越えて広がっていきます。
年末にはインド・ムンバイで、来年夏には南フランスで、 真南風の展示会が企画されています。

まず、この6月1日、東京あきる野で、一年の成果をご覧頂けたらと思います。
初日と二日目は石垣昭子と真砂三千代もあきる野に駆けつけ、 真木千秋ともども座談会や着付け会、 石垣昭子制作の芭蕉島帳もご覧頂けます。

初夏の竹林に是非お出かけください!

 
Placeholder image
Placeholder image
Placeholder image
Placeholder image

真南風のカタチ

Thumbnail Image 1

ジュバン S

ジュバンシリーズの一番コンパクトなサイズ。「襦袢」が名前の由来で、スディナに合わせて着たり、ブラウスとして何にでもコーディネートしやすいアイテムです。
糸は繭から手でずり出し、ganga工房で育った藍で染めた細幅の縞生地。布端をいかした仕立てです。

Thumbnail Image 1

ジュバン M

布をたっぷりと楽しめるシンプルなスタイル。脇の布重ねスリットが、直線的な衣でもある真南風ならではの、風を感じるデザインです。
朱赤は新たにインド茜で風合豊かな数種類の絹糸を染めて、芭蕉を織り込んだ交布(グンボウ)を仕立てたもの。

Thumbnail Image 1

ジュバン L パッチ

従来のジュバンの形を生かし、たっぷりと布を楽しめる一枚に。これまでのハギレを繋ぎ合わせ、一枚一枚が違う表情になりました。写真のグレー 系には柘榴や紅露+藍で染め重ねた黒、藍などで。紅露やヒルギに柘榴のグレーを合わせた赤茶系も。

Thumbnail Image 1

クルタ

真南風の流れを大切に、より普段着として身につけやすい長めの“クルタ”を作りました。脇の深いスリットに布の風合いや動きがたっぷりと感じられる衣 です。パンツやスカートと合わせて。写真はインド夜香木で染めた黄色。他にganga藍、発酵藍などの色合いも。

Thumbnail Image 1

スディナ short 細縞

スディナという沖縄八重山地方の羽織り物からイメージしてできたスタイル。今年はたっぷりとした衿に、すっきりとした着丈が仲間入りです。
写真は藍の濃淡。衿には細縞絹、身頃布にはシルクオルガンザを合わせて。

Thumbnail Image 1

スディナ 薄布 short

スディナのイメージを残しながら街着として着やすいスタイルに。極細の芭蕉を絹と織り込むことで、薄く、しなやかな風合いが生まれました。
藍、生成り、チャコール、グレーなどの色合いで。

Thumbnail Image 1

スディナ 薄布 long

スディナ薄布のlongサイズ。衿に直線断ちの布をたっぷりと…布を楽しむ羽織りものです。

Thumbnail Image 1

合わせパンツ

タッサーシルクを真南風色で染めたシンプルなパンツ。ジュバンやスディナなどに合わせて、パーのインナーとしても。

Thumbnail Image 1

真南風前掛け

前掛けのような、腰巻のような…。シルク布を合わせた一枚布をくるりと巻く前掛けに仕立てて。どんな色を合わせても 一枚一枚違う世界が見えてくる布の力、色の力を感じます。

Placeholder image
Placeholder image
Placeholder image
Placeholder image

profile

Thumbnail Image 1

石垣昭子

profile|
昭和13年10月1日生まれ
1980年より西表島租納生まれの石垣金星を伴侶とし、紅露工房「くうるこうぼう」開設。西表の歴史と文化を基本にしゼロからの出発。
地の利を活かした染めと織り、稲作儀礼にも学ぶ。衣と食の根が同義である事を確信。モノ、コトの繋がりを見る。
与えられた環境のなかで、逆境力をバネに、一期一会の命を国内外のメディアをとおして発信。
終活の峠をゆるゆると生きる。糸の道に終わりはない。

Thumbnail Image 1

真砂三千代

profile|
インドへの旅をきっかけに、一枚の布を纏うことにアジアの衣の原点を視つめ、日本古来の結ぶ・重ねる・ひねる、などの伝統的な着付による衣制作をしている。
自然素材布でつくる衣「Afa」(1986年)
オーガニックコットンの日常着「Life afa」(1999年)
お茶をテーマにした茶衣(さい)を茶会形式として京都建仁寺両足院で発表。(2020年)
著者に「風着color of india」(文化出版局)
中国シルク博物館「現代の中国服」作品収蔵(2018年)

Thumbnail Image 1

真木千秋

profile|
1980年代末、インドにて織物づくりを開始。
90年代に入って、沖縄西表島の染織家、石垣昭子と出会い、真砂三千代とともに真南風プロジェクトを始める。
2017年、ヒマラヤ山麓3千坪の敷地に、農園、藍窟、染場、機場、縫製場、ギャラリーを具えたganga maki 工房をスタジオムンバイのビジョイ・ジェインとともに作る。
現在は年間 9–10ヶ月間 ganga makiで暮らしながら、素材となる植物を育て収穫し、繊維、糸、染料としてインド各地の天然素材とともに、織物、衣、ありとあらゆる繊維でできるモノを作っている。

Marché : Lunch & Cafe

Thumbnail Image 1

山のスパイス

地元あきる野で育った無農薬野菜をたっぷり使ったスパイスプレートを提供します。その季節に採れる野菜で内容は変わりますので、当日のメニューはお楽しみに!
6/1(土) 11:00–15:00
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

酵素玄米や てとてと

飛騨高山まんま農場の無農薬玄米ゆきまんまとコシヒカリ、小豆、塩で丁寧に炊き発酵させた酵素玄米のもちもちおにぎりと、地場野菜を使ったおかず。ゆっくり引いた出汁の味噌汁をご用意します。
6/2(日) 11:00–15:00
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

やなや

ルーロー飯をメインに冬瓜のスープとヘチマの冷菜をセットでご用意します。本場中国の味をお楽しみください。
6/3(月) 11:00–15:00
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

きむくまカレー

飛騨高山から出店。カレーはお馴染みの「鶏そぼろ和風キーマ」。さらに「ゴーヤーと豚ひき肉のキーマ」も用意する予定です。4日は自家製デザートも。
6/4(火)、5(水) ランチは11:30-15:00 デザートは16:30まで
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

Samosa wala Timoke(ティモケ)

お馴染みのティモケ。南インドのスパイス香る季節野菜の彩り豊かなランチプレートとサモサ3種。
6/6(木)、7(金) 11:00–15:00
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

tocoro cafe

久々にKUSA.ブレンドの珈琲も提供。スイーツは、ジャキア使用の濃厚チーズケーキ。 十五六巻は「白無垢」と「蓬きな粉小豆」。クッキー付アイスクリーム二段のせは濃厚マンゴーアイス。 各種焼菓子も。
6/1(土) 11:00–16:30(last order)
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

POUND(パウンド)

五日市戸倉の古民家カフェから出演。珈琲は佐賀のロースター「have a nice coffee」焙煎のオリジナルブレンド2種など。アイスラテやお馴染みのラテアートも。
6/2(日)、6/4(火) 11:00–16:30(last order)
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

Compain(コンパン)

あきる野小和田の薪窯パン屋。カンパーニュ、ブリオッシュ、古代小麦のエポートルなど。 デザートは島バナナのタルト、モンモラシー(さくらんぼのタルト)、小和田サブレ、マドレーヌなど。
6/2(日) 11:00–16:30
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

永井珈琲

自家焙煎永井珈琲|国産ヴィンテージ釜、直火型富士山溶岩遠赤焙煎機で丁寧に煎り上げたコーヒー。
6/3(月)、5(水)、6(木) 11:00–16:30(last order)
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

ひとつぼし

自家栽培の米粉と植物性素材で作るクッキー(8種類ぐらい)やグラノーラ、ビーガンバターサンドクッキーなどをご用意。米粉のクッキーは小麦・卵・乳製品不使用。
6/5(水)、6(木) 11:00–16:30
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

わたげ

水出し珈琲と季節のジュース。ハンドドリップコーヒーはオススメのお豆3種類をお持ちします。
6/7(金) 11:00–16:30(last order)
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

Michel

オギノエンファーム無農薬石臼挽き抹茶のおやつ、他。
6/7(金) 11:00–16:30
インスタグラムはこちら

Thumbnail Image 1

出店予定表

今回のランチは沖縄八重山の食材、ゴーヤーやナーベラ(へちま)、シブイ(冬瓜)も登場する予定です。お楽しみに!