真南風、新たな出発
昨年6月、16年ぶりに竹林スタジオで発表した真南風。
西表島の石垣昭子、葉山の真砂三千代、そして真木千秋を中心に、
新しい衣を創造しようというプロジェクトです。
このたび新しいスタートを迎えます。
西表・紅露工房を祖型とし、
北インドganga maki工房が製作の現場となりました。
年初には真砂三千代がganga maki工房にしばし滞在、
真木千秋とともに新しい布作り、衣作りに取り組みました。
そして、ことあるごとに西表・紅露工房に三名が集い、
新しい発想が生まれています。
植物を育て、糸をつくり、染め、織り、衣に仕立てて身に纏う…
そうしたかつてはごく当たり前だった営み、手仕事のこころが、
今ここでふつふつと発酵成長し、海を越え、国境を越えて広がっていきます。
年末にはインド・ムンバイで、来年夏には南フランスで、
真南風の展示会が企画されています。
まず、この6月1日、東京あきる野で、一年の成果をご覧頂けたらと思います。
初日と二日目は石垣昭子と真砂三千代もあきる野に駆けつけ、
真木千秋ともども座談会や着付け会、
石垣昭子制作の芭蕉島帳もご覧頂けます。
初夏の竹林に是非お出かけください!