絲絲奮戦記

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竹林日誌 10前/09後/09前/08後/08前/07秋/07夏/07春/06秋/06夏/06春/05秋/05夏/05春/04秋/ 04夏/04春/03秋/03夏/03春/02後/02前
/01/99-00/「建設篇」




 

7月31日(金) 用務員の8月

 毎年、今ごろになると、「竹林8月のお楽しみ」というのをやる。
 これは、ちょっと肩の力を抜いた催しで、特価品とか、訳あり品とか、発掘品とか、派生品とか、いろいろ出てくる。日によってランチもあるし、カフェもある。ケヤキの木陰で、都心よりやや涼しい。
 「この僻遠の地にわざわざ来てくれる人のためのお楽しみ」、という趣旨だ。

 で、今年はどうしようか??
 と、迷った。
 疫禍という事情もあるし、遠すぎて来られない人もいるし、ま、今回は特別にネットでもやろう、ということになった。
 ただ、訳ありや発掘品は、基本的に竹林shopのみとなる。ネット掲載は手間暇かかるのだ。訳ありの「訳」をネットで見せるのも難しいし。

 疫病感染再拡大の中、どれほどのお客さんが竹林に来てくれるか定かではない。
 しかし、外回りを担当する用務員は手を緩めない。
 梅雨明けが遅れて雨ばかりの日々、濡れ落ち葉の始末はなかなか厄介だ。
 それでも、お客さんが来てくれると思えば、モチベーションも高まる。
 草刈り、枝払い、ゴミ拾い、アクセス整備⋯
 おかげで、竹林の環境も少しは改善。日頃の運動不足も緩和!?
 写真は竹垣の根本に見つけたキヌガサダケ。


 

7月29日(水) 真木千秋・インド到着

 本日12時のインド航空307便にて、真木千秋、成田を発つ。

 そもそもこの便は臨時便で、インド人の里帰り用である。そこを何とか頼み込んで乗せてもらう。真木千秋のほか日本人はインドに赴任する外交官ひとりのみであったようだ。
 ビザを取るのがなかなか難しく、インド航空(AI)の助力もあって先週木曜に申請し、一昨日の月曜に発給される。
 そして今朝、私ぱるばが成田まで車で送る。

 普段とは様変わりの閑散とした空港第2ターミナル。ただ、Jカウンターのみ、出発3時間前であるにもかかわらずインド人が長蛇の列を作っている。待ちわびた帰国なのであろう。コロナ前は週4便運行のAI便であるが、現在は月に2〜3便の里帰り用臨時便が出る程度だ。次の便はまだ未定。定期便の復活はいつになることやら。ちなみにJALのインド定期便再開は10月以降らしい。
 上写真はAIチェックインカウンターでの真木千秋。4ヶ月振りのインド「帰国」であるから、40kg以上の荷物を携行する。
 機内サービスはいっさいなく、食料および飲料は搭乗口で渡される。チーズサンドイッチ、バナナ、ジュースなど、かなりシンプル。また、機内のTVモニターも使えないという。

 そんな中で8時間半、何をしていたのか知らないが、つい先ほど、無事デリー到着の連絡が入る。わりあい元気そう。
 到着すると、まずPCR検査だ。
 それに1〜2時間かかるそうだ。今、空港ロビーでその順番を待っているところ。
 下写真が真木千秋から送られて来たその様子。いつものデリー空港ロビーだが、長旅の後にご苦労なことだ。千秋にすれば、今朝家を出てもう16時間ということになる。
 その後、空港近くのホテルで一週間の隔離生活が待っている。
 いろんな経験をさせられるものだ。


7月23日(木) 祝日のインド大使館

 久しぶりに都心に赴く。
 行き先は、千鳥ヶ淵のインド大使館。
 目的は、インド行きビザの取得。
 今日は日本国民の祝日であるが、インド大使館は営業しているのである。
 
 四ヶ月ぶりの千鳥ヶ淵。
 前回の目的もインド渡航のビザ申請であったが、すげなく断られた。
 電車に乗って都心に行くのも久しぶりだ。というか、都心に行くこと自体が4月初旬以来だ。さてどんなだろう!?
 武蔵五日市駅からJR五日市線で拝島、そこから西武線で高田馬場、そこから地下鉄東西線で九段下。
 休日もあってか、ずっと座って行ける。新聞を読んでいるうちに九段下駅に到着。

 雨の中、インド大使館の領事部に駆け込むと、普段と打って変わってひっそり、ゆったり。
 真木千秋がインド渡航を希望しているのだ。そのためのビザ取得である。
 何もこんなとき感染者数世界第三位のインドに行かなくても⋯という声もあるが、とにかく布づくりをしたいという一心なのだ。
 そもそもインドは人口が多いので、感染者数もそれに比例して多くなる。感染率を見ると、今のところまだ欧米主要国よりもかなり低い
 それにganga maki 工房のあるウッタラカンド州は、インドでも感染率の低い地域だ。州人口が1千万ほどで、現在感染者数は5千3百。
 また工房の立地は、里山の麓、国立公園の近所にある。言うなればここ武蔵五日市と良く似ている。そんな環境の中で布づくりに励む限り、危険度は当地とそれほど変わるまい。
 ま、しかし、究極的には本人の選択だ。

 最近、東京の感染者数も増えている。毎日二百人前後。
 電車に乗って、あたりをうかがいつつ、つらつら計算してみるに、東京の人口を1400万人とすると、日々、7万人にひとり感染確認されている勘定になる。
 今、東京人はほとんど病原菌扱いである。ただしかし、注意深く生活を送りながら、7万人のうちのひとりに当たるっていうのは、なかなか難しいことではあるまいか。(東京の感染確認者数は昨日で1万を超えたが、残りの1399万人はどうなる!?)

 帰りの電車は、九段下から東西線で三鷹、そこから中央線で立川、青梅線で拝島、そして五日市線で武蔵五日市。
 1時間半の旅路であったが、やっぱり空いていたから、新聞を読んでいるうちに着いてしまった。祝日に営業してくれると有難い。
 (竹林shopも営業しているが、ほとんど来訪者も無い模様)




 

7月12日(日) 糸芭蕉の世話

 真木千秋は一週間ほど前から沖縄西表島の紅露(くうる)工房。
 あちらはもう梅雨も明け、暑い日々が続いている。染めの作業には好適だ。
 石垣金星&昭子さんの許、ヒルギやヤエヤマアオキでストールや布を染めている。
 左写真、真木千秋が担いでいるのは、糸芭蕉の芯。

 八重山の芭蕉は、インドganga maki 工房でも良く育っている。
 昨日はネットを通じて石垣昭子さんが、工房用務員のモヒット(右写真)にスラウチの指導をする。スラウチというのは、要するに剪定。幹の成長を促すため、葉を落とすのだ。
 モヒット君、日本の鎌を手にしている。新しくてキレ味が良いから、スラウチの作業もさだめし快感であろう。落とした葉っぱは牛の餌になるから、何にしても無駄がない。

 真木千秋は更に一週間ほど紅露工房で世話になる。
 いろいろ手土産があるようだが、それは8月1日から始まる「竹林の8月」のお楽しみ。

 

7月6日(月) 夏の綿服とBGM

 ナマステー
 今回の「カディ・マンガルギリ・オルガンザ」展でも、紙芝居を挙行。
 それをインスタライブで同時放映するとともに、YouTube にもアップ。
 まずは「夏の綿服」と題し、カディ&マンガルギリの下りを編集する。
 アドレスはこちら;
  https://youtu.be/s0JiIt5Ex-E

 編集中にひとつ、面白いことに気がついた。
 始まって12分くらいのところ。
 隣州のカディ産地に車でドライブする場面。
 静止画なので音声は無いはずなのに、車のエンジン音が入っている。

 それで思い出したのが、当日ご来訪のN夫妻。
 旦那が無類のクルマ好きで、かなりマニアックな愛車で出現する。
 前回は「コブラ」で、2月の雑記帳にも書いた通り7000ccのオープンカーだ
 今回は梅雨時でもあるから、オープンカーはやめて、別の大きな7000cc!
 なんでも、プリムス・ダスターと言うんだそうだ。
 そういえば、当日、紙芝居をやりながら、ずいぶん派手な音だなぁ、ダンプでも来たのかなぁ⋯とか思っていたのだ。

 ところが、紙芝居動画を編集していて、その出現のタイミングに感心。
 車窓から撮影した写真に寄り添っている。
 しかも、ドライブが終わり、織の村に到着した瞬間、ピタッとエンジン音が止まるあたり、チト出来すぎ。
 さすがウチのお客さん、タダ者ではない!?
 なお、YouTube 掲載のものは短めに編集してあるが、オリジナルノーカット版はインスタグラムのIGTVで見られる。




 

7月5日(日) あいうえおわり

 カディ展も終わった静かな日曜日。
 雨の合間に畑に出て藍を植える真木千秋。
 珍しい風景だ。
 通常、この時期は日本に居ない。
 そもそも、畑仕事はあまりやらない。
 ただ、染織関係になると話は別で、自ら進んで野良に出る。

 5月8日に芽生えた蓼藍(たであい)。
 二ヶ月で20cmほどに成長した。
 畑には藍草用に畝(ウネ)を三つ用意する。
 三十分ほどで植え付け終了。
 苗が少し余ったので、欲しい人に進呈しようかな。
 (竹林shopで)


 

 

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