田中ぱるば著
このたび、拙著『タッサーシルクのぼんぼんパンツ』が出版の運びとなりました。
第二章 ぼんぼんパンツの遍歴 第三章 秋川にさらす手づくり 第四章 素材を求めてゴバラスチ 第五章 転変の間に間に
おかげさまで売り切れとなりました。多謝! (2005年)
どうしても欲しい人はアマゾンでチェック。
『タッサーシルクのぼんぼんパンツ』
市民出版社刊
定価・1900円(税別)
織物をたて糸に、インドをよこ糸にして、真木テキスタイルの歩みをエッセー風に描いたものです。
ちょっと内容をご紹介すると……
第一章 ニルー姉御とタッサー
真木テキスタイルのパートナーであるニルー・クマールの生い立ちと、タッサーシルクについて。
真木チアキの氏素性と、どのような経緯でこの仕事が始まったかという話。
ヨチヨチあるきの手仕事スタジオが意外な展開をたどっていく。
糸の素材を求めてインドの辺境を巡り歩く。
日印間を股にかける工房の驚くべき実態。
さてこの本、真木チアキ始め身内のみんなは喜んで読んでいますが、はたして一般の人が読んだらいったいどんな感じなのか……。
編集は当スタジオのお客さんでもあった学芸通信社の坂野初代さん。そしてブックデザインは今までDMなどをお願いしていた山口信博さんです。この変わった題字や収録されたイラストは真木チアキによるもの。
装幀に使ったタッサーシルクは、本書のためにインドから取り寄せました。国際野蚕学会の赤井博士によると、装幀にタッサーを使ったのは本邦初の試みではないかとのこと。(写真右・ただしこれは初版のみ)
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