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Dupion 1996 初めてデュピオン(玉糸)を使う。 今のデュピオンよりゴツゴツしていて、いかにも自然からいただいたという感じ。 タッサーや黄繭とあわせて織り上げてみると、とても力強い。 私も長いあいだ愛用。 |
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Fuku Fuku 2002
絹とウールの無撚糸を使用。 無撚糸には、水溶性の糸がからんでいる。 織ったあとに湯に通して溶かすと、ふっくらふくらむ。 |
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Malda 1998 赤系(インド茜)、緑系(ザクロ×藍)、黒系(チャップ)。 野生の繭・タッサーを楽しめる織物。 最初からしなやかなので、初めての人にも向いている。 昨年まで定番でつくる。 |
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Fuwa Fuwa 2000 ウールと生絹の遊び。 ウールもまた変化を楽しめる素材。 いろいろ種類があるが、ここでは縮絨しやすいものを使う。 手法はご想像にお任せするが、シルクとウール両方の「よろけ」を楽しめる。 |
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Kusa 2002 二重構造の織り。 裏側にナーシ糸を使い、糸を飛ばして織る。 その後に水通しすると、ナーシ糸が縮んで表側が立体的に。 でも軽くてしなやか。 写真は初期の茶系だが、今回新たにブルー系と赤紫系がお目見え。 |
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Shady 1994 当時の私たちにとって「センセーショナル」な織物。 タテに天然色ウールと黄繭を使い、ヨコにタッサーギッチャ糸などを使う。 こっくりした色の中に、ギッチャ糸の柄が見え隠れする。 4〜5年間、織り続ける。 |
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Namaba Akiha 1999 たくさんの種類の絹糸を使う。 インドネシアのアタカス(ヨナグニサン)とか、赤城の節糸とか。 その一部を藍の生葉で先染めし、空羽の技法で織る。 |
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Aya 1999 タテにデュピオン(玉糸)を使う。 タテ糸を楽しむため、綾織と平織を採用。 インドの玉糸はかなり不均一なので、タテ糸として使うのが実に大変。 黄繭糸を引きそろえて織る。 赤(茜)、青(藍)、茶(ハラッド、ザクロ)の三色。 |
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Nasi-nasi 2001 手紡ぎナーシの細糸をタテに。 これは至難の業。 織師が何人も変わって、最後にサリームが織り上げる。 技術はもちろんだが、気が長くないとできない。 そのサリームも故郷アッサムに戻って久しい。 極細のマルダ絹糸を藍染して引き揃える。 |
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Kaze no nuno 1999 いろんな白い絹を合わせて織り、 その中にスーッと藍の生葉で染めた糸が織り込まれる。 風の通り抜けるようなストール。 |
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Cuba Mokkurino 2002 韓国柞蚕糸をタッサーとともに織り込む。 より金属的な輝き。 |
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Mizu Hanada 2000 縮み方の違う様々な生絹や苧麻糸を使い、独特の風合いを出す。 藍の先染め。 金糸のような輝きは、天然色のムガシルク。 |
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Tamba 2003 昨年秋の新作。 最近、昔風の格子に凝っている。 |
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