…今年の秋は、まず青山。それから「竹の家」…
青山  10月15(金)〜19(火) 10:00-19:00 5日間
竹の家 10月22(金
)〜24(日) 10:00-17:00 3日間
 今年はざっくりした織物を楽しみたい気分。
 タテ糸に手紡ぎの糸を使い、立体的で力強い布をつくってみました。

 たとえば、天地(あめつち)という名のストール。もともとは二年ほど前、展示作品として織り上げました。
 織り目がハッキリ見えるバスケタリーのような布。

 このたびは青系と赤系の二種つくりました。
 サイズも小さめで、気軽にヒョイと羽織れます。
あめつち
青系
あめつち
赤系
 衣も充実しています。
 今回の特色はパッチ入り。
 縫製時の端裂や試織サンプルを、スカートやパンツのアクセントに使っています。

 もちろん、パッチのないのもいろいろ。
 特にパンツは秋冬物が豊富にそろっています。
 絲通信秋号に掲載の「くるり衣」もあります。
スリットスカート
(パッチ付き)

後ろにスリットが入る。
生地はナーシ絹で、パッチをハギ合わせる。

ウェスト部分にゴムが入り、ヒモが付属する。

写真は後ろ側。(ヒモは前結び)
つくっている様子はこちら
パンツ・ショート
(布あわせ)

短めのシルク・パンツ。

ポケットとスソの部分に、ざっくりした別生地をあしらう。



さて、東京・西多摩にある、真木テキスタイルスタジオ「竹の家」。
秋川の清流を望む、約六百坪の敷地に建っています。
築二百年の農家をリフォームしました。

普段は非公開の「竹の家」ですが、この三日間に限って Open。
あわせてMaki の布を展示します。(昨年の様子はこちら)
約八十畳の展示スペース。ごゆっくり。
「竹の家」ならではのスペシャルアイテムもあります。



Basketary(籠編み)ワークショップ 講師:真木雅子
23(土) 1:30〜「持ち手のきれいな籠」
参加費3500円 定員20名 要予約 03-3407-0107



真綿つむぎ 
八王子の養蚕家・長田晶さんによるデモンストレーション。
24(日) 1:30〜



 今回は「七穀雑炊」を用意しようとのこと。
 「甘いものも欲しいね」との声も。
 さてどうなるかは来てのお楽しみ。

 天気が良かったら、お弁当持参でどうぞ!
 (お茶くらいは出るでしょう)
 秋川の川原でピクニックも一興。

 また近所には美味しくてリーズナブルな食べ物屋さんがいくつかあります。
 (和食屋さん、そば屋さん、etc...)

 なお、お越しの節は、駐車スペースに限りがあるので、電車で来ていただけると助かります。
 たとえば、新宿からだと、8時47分発のホリデー快速・武蔵五日市行きに乗ると約一時間で五日市まで直行で便利です。(ただし土日のみ)
 駅からは徒歩12分。(右側のマップではわかりませんが、秋川の土手づたいに歩くという禁断の道もあります)

 
この「竹の家」が誕生したのは、約五年前の1999年 春のこと 。
 江戸時代に建てられた古民家がいかに真木テキスタイルスタジオに変身を遂げたかは、こちらのレポートを参照。




真木テキスタイル青山店 今までの展示会


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