Project Henchikurin Project Henchikrin BambooHouse" 竹林日誌2005,, BambooHouse Project Henchikurin Project Henchikurin

東京西多摩、秋川の清流を見下ろす崖上
築二百年の農家を舞台に展開する真木テキスタイルスタジオのお話。

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1月1日(土) 新年のご挨拶 あるいは 伊達巻

 謹賀新年。

 今年は真木千秋がインドで年を越えたので、私ぱるばが代わって新年のご挨拶。
 千秋からは今朝も年賀電話が入り、元気で布づくりに励んでいる様子。

 インドというと今般の津波でご心配の向きもあるようだが、千秋の滞在する首都デリーは海から遙かに遠い内陸なので被害は及ばない。
 新聞報道によると、インドは日本に援助要請することなく、かえって「傘下」のスリランカやモルディブに援助の手を差し伸べているとのこと。
 自身大きな被害を受けたとは言え、まだ余裕があるようだ。

 さて、こちら信州上田は雪の年越し。
 75歳になるウチの父親も、大晦日に雪が降るなんて非常に珍しいと申していた。
 これは吉兆に相違ない。
 きっと嘉き一年になるであろうから、また宜しくおつきあいのほどを。

* * *


 さて、今日は伊達巻のお話。
 と言っても、おせち料理のことではない。

 上写真、私の首許を注目。
 これは、昨年超ブレークした隣国のさる伊達男のやっていた巻き方である。
 本日、初詣の折、愚妹・田中惠子(月のテーブル)に巻いてもらった。
 テレビを観ながら研究したのだそうな。
 最初は少々照れくさかったが、やってみるとなかなか快適。
 胸元が暖かく、風が吹いても型くずれしない。
 活動的な人にも好適だ。

 えっ、あなたもやってみたい!?
 それでは特別にご教示しんぜよう。

 まず、ストールをぐるりと一周首に回す。
 少し余裕を持たせて巻くのがポイント。(写真1)

 右部分を左側に寄せ、内側の輪を下に覗かせる。(写真2)

 左部分を右部分の上にかぶせるようにして上に持って行き、内側の輪の上から下へとねじ込む。(写真3)

 それを引っ張り出して、形を整えれば完成。(写真4)
 わりと簡単。慣れれば数秒で巻ける。
 ぜひ一度お試しあれ。

 この巻き方のバリエーションに、「女ダテ」というのもある。
 ふくらみを抑え、ジャケットやコートの中に収まりが良くなる巻き方だ。
 これもまた別の機会にご紹介しよう。


2月15日(火) おしゃれ工房

 NHK教育テレビの人気番組(!?)、「おしゃれ工房」に、このたび当スタジオが登場することとなった。
 放映は来週木曜24日、2:30pmと9:30pmの二回。
 「ようこそわが家へ」というコーナーで、ここ養沢アトリエと「竹の家」スタジオが紹介される。

 撮影は二ヶ月ほど前の、昨年12月だった。
 スタッフ5人の皆さんが、二日がかりで撮ったもの。
 三百数十分におよぶビデオ収録の中から、19分間の映像を作り上げるわけだから、大変な作業であったろう。
 昨日、その映像が手許に届けられた。
 ウチの周囲の自然が実に美しく描き出されている。
 まるで桃源郷のごとき風情。(実態はそれほどでもない)
 畑での野菜収穫、機織りの様子、ビワによる糸染め、絹糸引き、真木千秋インタビューなど、当スタジオをめぐるいろんな風景が登場する。
 ディレクターのK氏をはじめ、撮影スタッフのみなさん、たいへん熱心にがんばっておられた。

 右写真は12月初旬の撮影風景。
 カメラは朝食シーンを撮り終え、隣室をうかがっている。
 真木千秋がかじっているのは、朝どりのニンジン。
 通常、こうした取材の場合、私ぱるばは一応撮影はされるが、本編では検閲でカットされるケースが非常に多い。
 ところが今回はかかる悪癖を免れて私も無事登場し、甚だ欣快の至りである。
 やはり受信料はちゃんと払おう。

* * *

 2月17日 追記

 昨日、当スタジオの大村恭子が、渋谷のNHK放送センターへ赴く。
 着つけをするためだ。
 番組の進行役であるアナウンサーとゲストの女性二人が、当スタジオの三つ揃いを着用する。
 すなわち、ブラウスとスカート(or パンツ)、そしてショール。
 その着つけを大村が手伝ったわけだ。

 本来なれば真木千秋がNHKに赴いて番組に登場すべき筋であるが、どうも本人はスタジオ撮影が苦手らしい。
 その分、ここあきる野での収録分が多くなった。
 撮影終了後、大村は番組の全体を見せてもらったそうだが、なかなか良かったとのこと。
 というわけで、これは期待できそうなので、みなさんぜひ御覧のほどを。


2月26日(土) 青山店改造計画

 Maki Textile Studio の青山店も、おかげさまでもうじき丸九年。
 だいたいにおいて、のんきで平穏な日々であった。
 ところが、この1〜2年、青山・表参道かいわいにも変化のきざしが現れる。
 プラダとかルイなんとか等の欧州ブランドが大規模 shop を次々に立ち上げ、世間の注目度がup。地代・家賃がじわじわ上昇してきているのだ。
 当スタジオみたいな吹けば飛ぶような存在には、なかなか難儀な時勢になりつつある。
 それで一時は店をたたもうかという話にもなった。

 そもそも、隅っことはいえ南青山に「一部吹き抜け23坪」もの店を持つなんてこと自体、Maki には分不相応な話であろう。
 もとはと言えば、それも行きがかりなのだ。
 昔々、布土木(フドキ)というギャラリーがここにあって、Maki にとっては一番の取扱店だった。
 ところが、あるとき突如閉店してしまう。
 それで仕方なしに我々が引き継いだというわけ。

 しかし、やってみると、お店屋さんごっこもけっこう楽しい。
 そして気がつくと、はや九年。
 周囲の店々がどんどん移り変わる中、それだけ続くというのも、それなりの存在理由があったのであろう。
 「ここでやめちゃうのはもったいない!」という声も周囲にチラホラ。
 そこで、会長たる私ぱるばも重大決断を下し、今しばらく店を続ける仕儀とあいなる。

 さて、続けるのであれば、また新しい趣向も必要であろう。
 たとえば、当スタジオの布や衣の紹介。
 今までは年に四回ほど、新作展のような形で展示会をしてきた。
 しかしそうした形態は、必ずしもMaki の実態にそぐうものではない。

 当スタジオは言うなれば、寿司屋みたいなもので、生物(なまもの)を扱っている。
 すなわち、そのときどきの、活きのイイ素材との出会いから、作品が生まれるのだ。
 その素材とは、手紡ぎ糸であり、染め材であり、そして織り職人のウデだ。
 それ以上に、Maki 本人が生物である。
 だから、たえず新しいものが生まれ続け、そして虚空へと消え去っていく。

 たとえば、上写真。
 これは今週火曜日、竹の家で撮ったもの。
 仕上がったばかりの新作ストール「生葉ツートン」だ。
 使っている糸は、主に昨年の春繭糸や赤城の節糸を夏に藍生葉染めしたものだ。
 それを使って、昨秋から織師シャザッドに二十枚ほど織ってもらう。
 それが先ごろ日本に届き、今、水通しなどの仕上げ作業をしているところ。
 先日、たまたま私が通りがかりに撮ったからご紹介できるものの、さもなくば、ごく限られた人の目に触れるのみの運命だ。

 それゆえ、これからは毎月きちんと、新しいものを青山店でご紹介していこうと思う。
 そしてそれを前もって、ふた月分くらいハガキでご案内しようと ― 。
 今、そのレイアウトを考えているところ。
 たとえば、こんな感じ。(下写真)
 上は三月の「きなり」、下は四月の「ベジタブルカラー」。
 どちらも今冬インドでつくっていたもので、順次、できあがって送られてくる。
 「きなり」はおととい撮影、「ベジ…」はインドで撮影したものだ。
 当スタジオもやっと案内状写真をデジタル化したので、作業能率もかなりアップ。

 HP担当の私もそれに連動して、しっかり新作をご紹介していきたいと思う。
「HPもいいけど、やっぱり印刷された案内状がほしいっ!」という人は、こちらまでご連絡のほどを。

 改造計画はまだあるんだけど、今日はこの辺で。

3月17日(木) インド行きの準備

 このまえ帰国したと思ったら、もう次のインド行きである。
 三日後の日曜、まず真木千秋が旅立ち、再来週には真木香・大村恭子・太田綾の三人娘がその後を追う。
 最近真木千秋もインドへの想いを新たにしたようで、嬉しそうに出かけていく。
 また嘉きことである。

 竹の家では毎日、その準備作業だ。
 上写真は昨日の模様。
 冬物のコートを考えているところ。
 シーチング(綿布)で作ったサンプルを、太田綾が真木千秋に着せている。

 「えりぐりは柔らかいイメージにしよう」とか、「あわせは前中心にしよう」とか、二人であれこれ検討。
 ロングコートだから、長年着られるようシンプルなデザインにしたいらしい。
 左端は当家のダミー。(インドのとは体型がやや違う)
 首の上には針山が載っている。

 下写真は今日のキッチン。
 手績み麻糸を使った生地を、二人で切っている。
 某テキスタイルクリエーター宅にずっと眠っていた生地だ。
 切ってから水通しして風合いを出し、インドへと持参する。
 そして現地で細く裂き、布に織り込むのだという。

 どんな布をつくるか、千秋の胸にはイメージがあるらしい。
 でも今はヒミツなんだそうだ。


3月26日(土) FU DO KI 復活

 かつて青山に「布土木」という店があった。
 1991年オープンしたこのギャラリーには、当スタジオの布が常設されていた。
 オーナーは浅野義夫・千里の夫妻。
 ところが1996年、惜しまれつつ閉店。
 それを引き継ぐ形でMaki 青山店が誕生するのである。

 その「布土木」、形を変えて、昨日、再びオープンする。
 今度は浅野氏の実家近く、板橋区坂下である。
 オープンを記念して、昨日から「ほんのごあいさつ展」が開かれている。
 この展示会には当スタジオからも出品。
 そこで今日、訪ねてみたという次第だ。

 都営地下鉄三田線・蓮根駅。
 (レンコンではなくハスネと読む)
 
そこから歩いて五分ほどだ。
 遠くから見ても一目でわかる。
 じつはこのギャラリー、Maki Textile お抱え建築家・中村好文氏のデザインなのだ。
 いわば、Maki 青山店とは姉妹みたいなもの。
 写真Aは、店舗の前で浅野夫妻。
 一階には何もなく、背後に写っている階段を上って二階がギャラリーだ。
 螺旋階段の使用がいかにも好文風。

 この「ごあいさつ展」には、布土木ゆかりの作家たち十人ほどの作品が紹介されている。
 お馴染みのところを挙げると;

 布 ― 上原美智子、麻殖生素子、ヨーガンレール、Maki Textile Studio
 土 ― 安藤雅信、岡見周二
 木 ― 赤木明登、中村好文、三谷龍二…

 写真Bが、Maki の展示コーナー。
 その奥には沖縄・上原さんの「あげずば織」ストールが。

 写真Cに注目。
 真ん中に写っている茶色い箱が、「Box in Box in Box」。
 二年半前Maki 青山展で開催の中村好文展でお目見えした針箱のリバイバルだ。
 これはウチにもあって重宝している。
 今回は20個の限定生産だという。

 ユニークなのが「本の小部屋」(写真D)。
 レジ横の壁の中に切ってある。
 浅野氏所蔵になる、クラフトや旅行、気象予報士関係の本があり自由に閲覧可能。
 (浅野氏はどういうわけか気象予報士でもある)
 教会のクリプト(小房)みたいな雰囲気だ。
 いかにも中村好文的ニッチな空間。
 左端に並ぶ「ラパン(うさぎ)椅子」がご愛敬。

 ここ new 布土木は常設ではなく、展示会期間中のみの営業。
 次回の展示会は6月。
 「赤木智子の選ぶ日用雑貨」という線で行くらしい。
 智子さんは赤木明登氏の嫁さんである。

 ほんのごあいさつ展 3/25-4/3 11:00 ― 19:00
 板橋区坂下 3-8-6   TEL 03-3966-7170
 ホームページはこちら
A
B
C
D

4月14日(木) 「Vegetable Color」点描
明日から始まるMaki 青山店4月の新作紹介「Vegetable Color」。
その様子を御覧に入れよう。
吹き抜けの壁面は西表島で染めたシルク。(フクギ+藍)

右下スカートは新しい形
緑と黄色のストール
オレンジと黄色のストール
新しいジャケット
「格子」
二階の様子

緑と赤の
ストール
西表島・紅露工房で染めたストールと絹生地。
(フクギ+藍)
西表島から届いたパパイヤとバナナ。
青いパパイヤは野菜がわりにサラダにして食べるとめちゃうま!
(残念ながら展示品につき非売)


4月30日(土) ももぐさ「蚕衣無縫 III」
 こちら岐阜・多治見のギャルリ百草。
 蚕衣無縫(さんいむほう)展の開催中である。
 今回で三度目だ。
 副題は「真木千秋と百草が提案する布と衣」。

 真木千秋と私ぱるばは、一昨日の28日早朝に起床。
 長駆、中央道を飛ばして昼前に到着する。
 いつ来ても気持ちいいスポットだ。
 千二百余坪の敷地は、今まさに青葉若葉の日の光。
 これが新しく織り上がった「あめつち2005」。
 左側が茶室に並べられた青系。
 右側が縁側の青+赤系。
 今週インドから持ち帰ったばかりのもある。

 Makiでは珍しい裂織りの技法だ。
 織師イスラムディンを相手に、絵を描くような感覚で、一本一本糸を入れる。

 これは七月、青山店でも展示予定。
 座敷には「百枚のサロン」が並ぶ。
 これは圧巻である。
 一番上の写真に見えるのも、その百枚の一部だ。
 サロンというのは、筒状の腰巻。
 百草の女主人・安藤明子さんは、十余年前からこの衣をつくり続けてきた。

 今回は、Makiの端裂を使って百枚のサロンをつくろうという企画である。
 千秋の手許には、サンプル布やら残布やらがたくさんある。
 それが明子さんの手に渡り、他の様々な布と合わさって、百枚のサロンが誕生したのである。

 たとえば、この右側の写真。
 明子さんが着せつけているサロンには、塔みたいな形の青い布が使われている。
 これは藍生葉で染めた糸を使って織った上に、淡くインド藍をかけた布サンプルだ。
 上が少し欠けているのは、明子さんに手渡す前に千秋が見本として切り取った痕跡。
 それを、ラオスの手紡ぎ手織り草木染めの芥子色シルク生地と組み合わせている。
 (これ真木千秋すごく気に入ったのだが時すでに遅し…)

 あるいは、その下の写真。
 二年前からの拙HP読者ならつとにお気づきであろうが、AA7のサンプル生地だ。
 AA7というのは、青山店七周年記念ストール
 元Maki 臨時スタッフのK嬢がゲット!
 (これもウチの大村恭子が超気に入っていたのだが時すでに遅し…)
 こんなイイモノを女たちに独占させておく手はないと、我々も着用。
 左/百草主人・安藤雅信
 右/Makiの僕・田中ぱるば
 
 茶人である雅信氏は、茶会の席などに愛用しているそうである。
 私も盛夏はインドのルンギ(腰巻)を愛用するが、春は初めて。
 じつはこれ雅信氏から借用したもの。ラオス・レンテン族の濃紺木綿地である。

蚕衣無縫展、HPはこちら

 


5月15日(日) ウダイ一家到着
 
 竹の家オープンハウス「インドなひととき」を五日後に控え、ウダイの一家三人が本日夕刻、五日市に到着。

 ウダイというのはMaki のインド人パートナーで、姉ニルーとともに長年テキスタイルの仕事に携わっている。
 私たちとも、もう十数年も一緒にやってるから、ほとんど家族づきあいだ。
 昔は私ぱるばも、よくこの家族にインド国内旅行に連れて行ってもらったものである。

 上写真・左から真木千秋、娘のマニ(17歳)、妻のアニータ、そしてウダイ。(もうひとりルドラという息子がいるが、イギリス留学中のため来られず)
 インド航空機が予定より八時間も遅れたが、ご覧の通り元気な三人である。
 私ぱるばが成田まで迎えに行き、千秋は一家のために日本食+インド食の夕食を準備する。
 すると料理好きのアニータが長旅の疲れもなんとやらで、さっそくキッチンにジョイン。
 千秋にいろいろインド料理の手ほどきをする。

 下写真はチャパティを作っているところ。
 これは千秋が南部地粉を使って準備していたものだ。
 じつは今まで、日本の粉を使ってチャパティにチャレンジしたことは何度かあったが、あまりうまく行ったためしがない。

 ところが、アニータがやると、ちゃんとチャパティになるのだ。
 やっぱりプロは違う。
 ここ東京の片田舎・五日市でアツアツの本格チャパティを食べていると、なんか異次元にすべりこんだみたいな不思議な感じ。

5月19日(木) 「インドなひととき」前夜
 オープンハウス直前というのは、一年でも一番忙しい日々である。
 真木千秋も連日、十時過ぎまで竹の家であれこれ作業に励んでいる。
 今日ももう夜の7時過ぎだ。
 「さあ、お茶飲もう」という声が聞こえてくる。

 右写真は囲炉裏の周り。
 今回は「インドな時間」ということで、布だけではなく、インドのいろんな小物もちりばめている。
 たとえば、囲炉裏の中には、紅茶や葉っぱの皿。
 奥にはムラ(腰掛け)。
 壁面には砂漠地方の工芸品。
 いずれも当スタジオで愛好しているものだ。
 そのほか、線香とか、装飾品とか、香辛料とか。
 キッチンでは、ゲストのアニータが真木千秋を助手に、明日の料理の準備だ。(右写真)
 明日の献立はジャガイモのサブジ(野菜カレー)。
 ジャガは今日北海道から届いたホクホクの「北あかり」だ。

 写真はそのソースに使うトマトを料理しているところ。
 サブジは日替わりで、明後日は Mix Vegetableだという。
 日曜はまだヒミツとのこと。

 ともあれ、夫や娘がディズニーランドで遊んでいる間もこうしてキッチンに立っている姿は、まことインド婦人の鏡である。

 ところで、長いお下げ髪に注目。
 八歳の頃から伸ばしているんだそうな。
 「昔はもっと厚かったんだけど…」とかこっていた。

5月27日(木) 「インドなひととき」点描

 5月20日、21日、22日の三日間、東京五日市・真木テキスタイルスタジオ「竹の家」にて、オープンハウス「インドなひととき」を開催。

 幸い天気にもまずまず恵まれ、多くの皆さんのご来駕を頂き、スタッフ・ボランティアともども、楽しい「インドなひととき」を過ごせた ♪
 ちょっと怪しい面々。
 左から、ぱるば、ウダイ、アニータ、真木母、真木父、千秋、香、船附、マニ。
 ウダイは通常ワイシャツにズボンという西洋風のイデタチなのだが、今回は「インド服以外立入禁止」と申し渡す。それで初めてインド風にキメてきたのだが、洋服より遙かに格好イイ。(ギャングみたいなサングラスがイマイチだが)
 アニータはシルクのクルタを着用。
 私ぱるばは百草の男物サロン(腰巻)。
 入口のしつらえ。
 ちょっとインド風に。
 銅のプレートに水を張り、マリーゴールドの花とロウソクを浮かべる。
 竹林の前に店開きしたチャイ屋さん。
 お願いして来てもらう。
 焚き火でインド茶をいれる。
 好評だったので、また来てほしい。
 私ぱるばの息子かと思った、というお客さんがいらした。(身に覚えはない。だいたい彼は33才である)
 キッチンで料理するアニータ。三日間の日替わりメニューであった。
 いかに料理上手でも、家庭の主婦が八十人分もの準備をするのはタイヘンなはず。
 元・教師でもある彼女は、稀に見る手際の良さで、見事おいしいカレーを作るのである。
 右は三日目のディッシュ。
 ダール(豆カレー)に、ジャガイモのサブジ、野菜サラダ、ピクルス添え。
 メチャうま!
 お話会の様子。
 今回はウダイやアニータも登場してにぎやかであった。

 なお、もっといろいろ見たい方は、Makiのお客さん友達・浅井恵子さんのブログにジャンプ!
 ここに掲載した倍以上の写真や記事がある。

そしてウダイ一家は25日、成田を発って無事デリーに到着するのであった。
 今回のカゴ編み教室で作った花器。
 内側に竹を一節入れて花を挿す。