東京西多摩、秋川の清流を見下ろす崖上 |
本日から始まったMaki 青山店7月の新作紹介「モンゴルギリ」。 青山まで来られない人のために、ちょっと店内の様子を御覧に入れよう。 |
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ブラウス(Vネック) タンクトップ パンツ(スリム) |
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タンクトップのいろいろ |
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ストールと合わせて… | |||||||||||||||||
ブラウス(ギャザー) タンクトップ スカート(バルーン) |
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私も夏はもっぱらモンゴルギリ。 ただしこのメンズシャツは非売品♪ (右下の生地で作ることができる) |
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今、竹の家では糸取りの真っ最中。 先日、八王子の養蚕農家・長田家から春繭が届いたのだ。 仕事の合間を見ながら、縁側に繰糸機を二台並べての座繰り作業。 さて、左写真の一番手前に見える棒状の物体。 これは「もろこしぼうき」と呼ばれる器具だ。 もろこし属の植物の穂から作る。 座繰りには必須のアイテムなのだ。 繭から糸口を探したり、繰糸中に切れた糸を湯の中からすくい上げるのに、これほど便利なものはない。 軽いから、手も疲れない。 群馬のお婆ちゃんたちは、みなこれを畑で自作するのだ。 ウチも去年、試したのだが、まったく発芽しなかった。 |
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そこで昨年末、赤城の糸繭商・石田さんを訪ねた折、新しい種をもらってくる。 それを五月、畑に蒔いたところ、見事に発芽! 現在、30cmほどに成長している。 右写真をご覧になればわかると思うが、トウモロコシの木にそっくり。 さて、立派なほうきをつけてくれるであろうか。 |
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これは先月お伝えした話(30cm上↑)の続き。 繭の座繰りに使う「もろこしぼうき」の草だ。 二ヶ月弱でここまで大きくなった。 一昨日インドより帰国した真木千秋もびっくり。 高さは2mを超えているだろう。 (一番右上の穂先にトンボがとまっているけど、わかるかな!?) 数えてみると30本ほど。 なにしろ背が高いものだから、風には弱い。 先週の台風で、そのうち三分の二ほど倒れてしまった。 それを起こして、竹や棒で支えている。 幸い、穂の生育には支障ない模様。 これで当スタジオの座繰りもしばらくは安泰だ。 |
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右写真が、その穂。 実がびっしり成っている。 「もろこしぼうき」という種類の草かと思っていたら、そうでもないらしい。 というのも、高梁(コウリャン=たかきび)によく似ているからだ。 おそらくその一品種なのだろう。 種はそんなにたくさん要らないから、残りはなんとか工夫して食べてみようと思う。 |
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オンブラマイフ 木陰にて。 いかにも雨期のインドらしい緑したたる戸外の様子。 ただし今年は空梅雨だったという。 前列左から、織師ワジッド、真木香、大村恭子。 後列左から、織師イスラムディン、アシスタントのディーパック、織師バブー |
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ちあき小母 織師ジャバールの末息子ソエルと。 今はこの子が機場のマスコットであるらしい。 平生は頑なにオバの呼称を拒否する真木千秋であるが、この子にはキャンディーをあげたり抱っこしたり、しっかりオバをやっている。 |
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お袋の味 織師ジャバールの妻、すなわちソエルの母親。 お昼のチャパティーを焼いている。 プッとふくらみ、いかにも美味しそう。 |
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雨に踊る 一天にわかにかき曇り、雨期特有のスコールがある。 すると子供たちはやにわに服を脱ぎ捨て、雨の中で、跳ねたり踊ったりする。 こう見えても、右端のソエル以外、ぜんぶ女の子。 カメラを向けると、みんなで集まって来る。 |
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愛の女神 経糸職人パシウジャマと大村恭子のツーショット。 背後で翼を拡げる某女神。 |
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藍葉つみ スタッフ助っ人等総勢六名。 まず藍草を刈って、元気な葉だけを摘み取る。 藍の色素インドキシルは葉っぱの中だけに存在。 |
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染め 二日とも幸い天候に恵まれる。 主に絹糸を染める。 竹の家で座繰りした春繭や秋繭、赤城の節糸など。 糸の状態や、染液への漬け方などで色合いが違ってくる。 糸は今冬インドへ持参して機にかかり、ストールに織り込まれて来年の春から夏に日本に到来する。 |
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黄緑絲 これも今回初めての試み。 キハダで黄色く染めた赤城節糸に染め重ねる。 通常、緑を出すときには黄色の上にインド藍をかける。 それに比べると透明感のある黄緑色になった。 黄色にフクギを使う場合よりも、しっかりした色合いになる。 |
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韓流絲
今回初めて染めてみた韓国の柞蚕糸。 |
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千両役絲 一番美しい色に染まりつくのが、春繭の座繰り糸。 今年の春、みんなで引いたものだ。 この写真は染めたてで湿った状態。 乾くともう少し色が淡くなる。 |
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後染め
布も二枚だけ染める。 |
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一階のテーブルには黒塗りのボードを敷く。 | |||||||||||||||||
一階正面奥。 | |||||||||||||||||
李朝の箱「ばんだち」の上で。 | |||||||||||||||||
二階左手の壁面は今回のために黒く塗装。趣を一新する。 | |||||||||||||||||