みなさん、明けましておめでとう! さて、明日から恒例の「端裂市」。 恒例と言っても、ここ竹林では初めて。 そして真木千秋にとっては、そもそも端裂市は初体験。(いつもこの時期インドに滞在) さて、どうなることでしょう。 私ぱるばも昨日帰国。一月半ぶりの日本だが、その間も、Makiの健気なるスタッフはかいがいしく準備に励んでいた様子。 上写真は本日のディスプレーの風景だ。 3mの大脚立にのるのは大村恭子。 壁面からタペストリーを垂らしている。 脚立の足許に、今回のハギレ。 私が南インド・マンガルギリから背負ってきた布も見える。 手前にアイロンが佇んでいる。 |
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左写真は、福袋。 今年は初の試みで、服も入っている。 Makiの福袋は、中に何が入っているか、だいたいわかる。 服に関しても、上から覗くと見えるようになっている。 わからないときは、大久保に聞けば教えてくれる。 だからムダな買い物をしなくてすむ。 |
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ローテクの象徴 Maki Textile から、本日、ついにIT関連商品が登場! iPod nano 用の袋である。 ま、モノ自体はすぐれてローテクなんだけど。 昨秋、私ぱるばも iPod nano を購入し、つらつら専用の袋を企画していたのだ。 そして先日、真木千秋がインドのテーラーと一緒に作ってきたのが、コレ→。(画像をクリックすると拡大) 袋のサイズは5cm × 10cm。表地はシルク×綿。裏地はタッサーシルク。 ヒモの長さは1m。これもタッサーシルク製の手縫いヒモだ。 普段は服を縫製する誇り高いテーラーたちの手を煩わすのもチト気が引けるのだが、ま、たまにはいっか。 iPod nano にぴったりフィット。 それ以外にも、切符を入れたり、ペンやリップクリームを入れたり…。 価格は3360円。 ヒモだけでも2千円くらいで販売しているので、けっこうオトクかも。 しばらくするともう少しカラフルな袋も登場予定。 ところで今日で三日目の端裂市。 青山に負けないくらい皆さんいらしていただき、誠にありがたい。 ハギレも福袋もじゅうぶん在庫があるので、まだ来ていない人はどうぞ! |
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nano袋。くるみボタン付きのもある。画像をクリックすると拡大 | ||||||
今朝出勤すると、待っていたかのように「モデルをして!」と言われる。 何事かと思ったら、先日お伝えしたメンズシャツの最終サンプルであった。 タヒールタビーという生地で縫製したもの。 「シャツカラー」と呼ばれる春物シャツだ。 シャツカラーとは襟の名前。普通のフラットカラーより小さめで立体感がある。 微調整を施して完成だ。 今日は、襟の大きさ、裾のデザイン、袖丈の長さなどを調整する。 三月には完成品が到来する予定だ。 ところで、先日お伝えした nano袋。↓ おかげさんで一週間ほどで完売!! (と言っても5つだけだが)。 おもしろいことに、 iPod nano を入れるという人はひとりだけで、あとは口紅とかパワーストーンとか、みなさんそれぞれに用途があるみたい。 今月末にはもっとカワイイのが二十ほど入荷するので、買いそびれた人はそのときにどうぞ! ところで、この nano袋 は初の「ぱるば企画」であった。 たとえ5つと言えども、完売とは春から縁起が良い! そこで気を良くした私は、次なる企画を立案中。 八年におよぶ研究と実験の成果をチトご披露しようかと思ふのである。 基本的にメンズであるが、レディスとしてもいけるはず。 これも晩春には登場する(かもしれない)ので、請うご期待! |
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明2日から来週土曜(10日)までの9日間、竹林Shopで今年初の展示会「春の衣」。 今日はそのディスプレーの日であった。 昨年までは青山店でやっていたイベント。 展示品のほか、什器備品など、どっさり竹林から運んだものだ。 地元に移ってさぞ楽チンと思いきや…。 ま、人手はいっぱいあるので楽は楽なんだが、やっぱり夜までかかってしまう。 |
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例えば、値段つけ。↑ 新作が多いから手間がかかる。 その新作も、つい先日、着きたてのほやほや。 そして、値段の決まったのが今日だったりする。 それで春の衣ページに値段を掲載したのも、つい先ほどになったわけ。 余談だけど、ウチの品物には39,900円ってのが、けっこうあったりする。 それは別に、なんとか3万円台に見せようという魂胆ではない。そもそも38,000円のものが多かったのだ。そこに5%の消費税がつくと、39,900円になってしまうわけ。 |
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ともあれ、値段つけと名前つけには、けっこう苦労する。 夜の8時、やっと飾り付け完了。 スリッパも並んで、まずは皆さんのご来訪をお待ち申し上げるというところ。→ 今回は「春衣いろいろ展」と銘打ってあるけれども、「春ストール」もいろいろある。 青山は遠かったので、真木千秋も私ぱるばも初日くらいしか在店しなかった。 さすがここ竹林には、かなりズーッと居る。 ちょうど梅の花も満開であるし、竹林Cafeも毎日やっているし、遠足がてらどうぞ!! (近所の枝垂れ梅が見事) |
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3月25日(日) 銀座松屋で春を羽織る 先週火曜から三週間の予定で、銀座松屋にて春のMaki Textile Studio展が開かれている。 場所は7階のシーズンスタジオ。画廊や呉服売場の近くにある小さな一画だ。(店員さんに聞くのが一番早い) 松屋での初の展示会は前世紀の1993年だから、なんと今年で15年目! 今はなき青山店よりも古い歴史がある。 「デザインの松屋」と言われるくらいだから、何か相性が良いのだろう。 毎日、大久保や大村をはじめMakiスタッフがかわるがわる店頭に立ち、お客さんの御用に応えている。 松屋スタッフともすっかり仲良しで、いろいろお世話してくれる。 今回は特に春の服、ストールが充実している。服はインドから届いたばかり。 少量だが、反物や小物、インテリアの布も展示している。新しいベッドカバーも。 途中で模様替えするなど、三週間できるだけフレッシュにやっていくつもり。 竹林まで来られない人は、ぜひ銀ブラついでに立ち寄っていただきたい。 アクセスは地下鉄銀座線の銀座駅がいちばん便利。ホーム京橋寄りのA12番出口が松屋と直結している。 4月9日まで毎日・朝10時から夜8時まで。(最終日のみ5時まで) |
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4月3日(火) デリーより 一昨日の4月1日。大村恭子、太田綾、服部謙二郎および私ぱるばの四人でインド入り。 こちらはすっかり夏である。 連日三十度を軽く上回る。 ただ、湿気がないので、不快指数はそれほど高くない。 例によって毎日、グルディープ・シンの運転で出勤だ。 シン氏、二ヶ月前に新車を購入。 インド・タタ社の「インディカ」だ。 マーケットシェア50%を越えるスズキなど日本車を差し置いてなぜ?と聞くと、ディーゼルだからだという。燃費が良いのだ。 ところが今日、さっそく途中でパンク。 やっぱインド車は…と思ったら、タイヤはブリジストンであった。 そこで私も手伝ってタイヤ交換。 赤いターバンのシン氏はそばに突っ立って、あまり役に立たない。 やっとのことで機場(はたば)に到着する。 草も木も、すっかり盛夏の装いだ。 下写真は今回初登場の服部謙二郎。 武蔵野美大・大学院テキスタイル科を先ごろ卒業してスタッフ入りした期待の新人だ。 インド藍で染めた糸の色をチェックしているところ。 水牛も木陰で涼をとっている。 左手に生い茂るのは大麻草。こればかりは牛も食べない。 2日後には真木千秋も加わる。 日本では桜も盛りの三週間、布と衣づくりに励むという次第である。 |
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4月5日(木) カンタのショール ニルーの仕事場を訪ねる。 ニルーというのは、Makiのパートナーだ。 インドの女性テキスタイルデザイナーであり手織り工房主でもある。 今日はアトリエいっぱい、カンタの布を広げ、難しい顔をしている。 このカンタ、ニルーにとって「ライフタイム・ワーク(生涯の仕事)」なんだそうな。 カンタというのはインドの刺し子である。 インド東部のベンガル地方に古くから伝わる技法だ。 十年ほど前、ニルーの家にベンガルからひとりの男が訪ねてくる。 「自分たちはこんなことができるのだが、何か仕事をくれないか」と言う。 そして見せてくれたのが、カンタのサンプルであった。 すばらしく細密な針仕事に、ニルーも驚く。 ただ、ベースの生地がキンキラキンの合繊サリーだったりして、あまりステキじゃない。 そこでニルーは彼にしかるべき布を与えて、様子を見てみる。 忘れた頃に男はカンタとともに戻ってきて、もっと仕事をくれと言う。 彼の元には十人ほどの刺し手がいた。 そこでニルーはもっと仕事を与え、また彼は忘れた頃に戻ってくる。 そのうちニルーは彼の一家を首都デリーに呼び寄せ、手許で仕事をさせる。 やがてカンタは徐々に世の注目を集めるようになり、その仕事は拡大する。 今や彼は、千人の刺し手を擁するまでになった。 多くはベンガルの貧しい農村部の女たちだ。 これほど手が増えると、さすがのニルーもさばききれない。 今までニルーは、彼の持ってくるものすべてを、良きも悪しきも丸ごと引き取ってきた。 もうこれ以上ムリと言うと、じゃ余所に売っちゃうゾと男は言う。 玉石混淆のカンタショールを数百点、在庫に抱え、悩みも深いニルー姉。 たとえ自分の手から離れても、少なくとも千人の貧しい女たちに現金収入の途が開けたのだから、よしとするか…。 「最近やっと満足いくような作ができるようになったのに」と見せてくれたのが、写真のカンタショール。 下写真でもうかがえる通り、その細かな仕事ぶりは驚嘆に値する。 これ全部、手刺しである。 このショールなど一年ほどかけて刺すらしい。 いずれ竹林Shopでも紹介したいと思うので、みなさんも是非ご覧あれ。 |
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5月6日(日) 安藤雅信・陶房訪問 焼き物の里、岐阜・多治見。 ここに、陶芸家・安藤雅信の工房がある。 御存知の方も多かろう、ギャルリ百草(ももぐさ)の主であり、衣作家・安藤明子の夫君でもある。 二週間後の5月19日より、竹林Shopにて「安藤雅信のうつわ」展が開催される。 そこで今日は打合せも兼ね、雅信氏の工房を訪ねる。 世の陶芸家の中にあって、やや異色の存在であろう。 陶磁器問屋の三代目に生まれ、アーティストを目指して東京の美大に進む。 彫刻科に在籍しながらミュージシャンを志すという、奇妙なキャンパスライフ。 卒業してほどなく音楽の道に見切りをつけ、故郷・多治見で一年ほど陶磁を勉強、そして現代美術の世界に投じる。 その後、現代美術に携わる傍ら、茶の湯を学んだり、インドに渡ったり、更には結婚、家業の継承などを経て、三十代半ばに陶芸家として出発する。 そうした回り道が、創作活動の糧になっていくのである。 白が好きだという。 しかしそれは、白磁のような白ではなく、多様性のある白だ。 たとえば、オランダのデルフト、李朝の粉引(こひき)、日本の志野…。 これらは中国の白磁を模したもので、陶土に白色の釉薬を施している。 すると磁器とは違う、柔らかな白味を持つ焼き物ができる。 そうした「はかない」白が、安藤雅信の発想の原点となっていく。 百草から車で十分ほどのところに安藤の陶房がある。 かつて家業であった陶磁器問屋のあった場所だ。 五百坪ほどの敷地に小房がいくつも並び、そこで数人の弟子たちとともに焼き物づくりに勤しむ。 安藤の作陶は、主に「たたら」と呼ばれる手法を使う。 石膏で作った型に陶土をあてるのだ。 棚にはその石膏型が一面に並ぶ。安藤がノミ一本で彫り上げたものだ。 作品の種類は八百にも及ぶという。 Makiにも比ぶるべき多様さだ。 そしてMakiと同じく、「現代の生活に生きる」食器が中心となる。 毎日使って飽きの来ない器。 主に地元の陶土を用い、白や黒の釉薬を施して焼成する。 釉薬には独自の工夫を凝らし、たとえば白だけでも七十色はあるという。 近年は多忙な雅信氏であるが、このたびは前日から竹林に駆けつける。 初日の19日(土)は、午後3時より、波瀾の半生と器づくりのあれこれについて語ってくれるそうである。 万障お繰り合わせの上、ご参集願いたい。 |
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17世紀デルフトの陶器と安藤雅信氏。
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百草のコーヒータイムに使われる安藤作品。
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愛用のノミを片手に。
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白色釉薬のサンプル焼き。指先が現在使用の釉薬。
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5月8日(火) 真南風07 真南風(まあぱい)というプロジェクトがある。 西表の染織家・石垣昭子、葉山の衣作家・真砂三千代、そして真木千秋の三人が中心となり、「モンスーンアジア」の風土に合った衣を提案している。 98年にMaki青山店でお披露目をして以来、何度か発表会を重ねる。 前回は04年の秋であった。 そしてこの7月20日より、場所を竹林に移して、3年ぶりの発表会を開催する。 今日はその準備のため、葉山から真砂三千代さんとスタッフの小森さんが竹林を訪れる。 発足当初からキュレーター役を務めてきたMakiOGの石田紀佳も駆けつける。 上写真は大村恭子をモデルに企画を練っているところ。(左より、小森、真砂、真木、石田、大村)。大村の着用するのは、紅露(くうる)で染めた生地でできた「キモノS」と呼ばれる衣。 「ステテコも欲しいね」という声も。今回は真南風の下着が誕生するかも。 西表の石垣昭子さんも電話で打合せに参加。 今年は新染料「チーク」が加わったそうだ。赤紫で「艶っぽい」色だという。 傍らではMaki新スタッフの服部謙二郎が、ハギレにアイロンをかけている(下写真)。 真南風ハギレだ。この九年間でだいぶ貯まった。 今回はそのハギレで何か作ろうとの企てもある。 また近くなったらお伝えしよう。 |
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5月18日(土) 安藤雅信「大展示会」! 竹林最初の作家企画展「安藤雅信うつわ展」がいよいよ明日から始まる。 昼過ぎ、いささか老朽化したHondaのデリボーイに作品を満載して、岐阜・多治見から到着の安藤雅信氏。 以来数時間、スタジオ総出の展示作業が続いている。(現在20:30) 青山店に比べてスペースが広々しているから、みんなイソイソとあちこち飛び回り、さながら運動会のよう。 今回は展示場も二箇所だ。 母屋の二階と、Shopの一階。 特に50畳の空間に展開する母屋二階は壮観。 「こんなに大きな展示会は初めて」と安藤氏。 かなりのアイテムが一堂に会している。 これはみなさんビックリするだろう。 遊山も兼ねてゆっくり楽しんでいただきたい。 |
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↑ 母屋二階で展示作業に励む雅信氏。
↓ 母屋二階は、主に定番作品を展示。 写真は白釉の皿(手前)と銀皿を模したピューター(奥)。 |
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Shop一階は新作と一品物を展示。 | ||||||||||||
カフェでは安藤器を使ってランチを提供! | ||||||||||||
5月25日(金) カディ・ライフ この六月、竹林ではイベントが盛りだくさんだ。 まず、1日から3日までの三日間、「インドのご飯♪オープンハウス」。 そして、20日からは「カディ展」。 その準備も兼ねて、五日間ほどインドに行ってきた。 右写真は三日前の朝。 場所は南インド・カルナタカ州ダルワード市の民家屋上。 隣村のカディ組合長宅で、朝食に招かれる。 今回はMakiのパートナー、ウダイ(ニルーの弟/写真右側)も北インドのニューデリーから飛行機を乗り継いでやってくる。 私の着用しているのは、生成カディのクルタ風シャツと、地元ウッピナ村産の茶綿ルンギ(腰巻)。 南インドだから米が主食かと思っていたら、ここダルワード地区は南インドの中でも北部に属し、麦作地帯。 だから朝食も、米粉を使ったドサやイドリではなく、小麦を使ったウプマであった。挽き割り麦にエンドウ豆や刻んだ人参などを入れ、味付けして炊いたもの。(写真左) この日は組合長の娘が作ってくれたが、すこぶる美味であった。 |
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カディというのは、言うまでもなく、手紡ぎ手織りの木綿地だ。手仕事特有の不均質さが肌に心地良い。 当地区はインドで唯一の茶綿産地だが、私が上の写真で着用している腰巻生地は、タテが白綿、ヨコが茶綿の交織カディだ。 クルタ風シャツに使っている生成カディは、インド北部ウッタルプラデシュ州の産。 カディはマハトマ・ガンディーによって奨励され、今でもインド全土で紡織されている。(インド国旗はカディを使用するよう法律で定められているそうだ) 州別の生産高では、トップがインド南端のタミル州、次いで北部のウッタルプラデシュ州、そしてここカルナタカ州(南部)の順だ。 ウッタルプラデシュ州が首都デリーの隣州であることもあり、Makiでは主に同州のカディを使っている。今後は茶綿など南部の特色あるカディも使えたら彩りも豊かになるであろう。 |
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収穫された茶綿。
これから繰綿機にかけて、実から綿を分離する。 ウッピナ村にて。 |
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先日、雑記帳でも触れたが、ここダルワードにはアショカという自然農法家がいる。 一月ほど前、彼のところからジャグリを2kgもらってきた。 ジャグリとはサトウキビの搾り汁を煮詰めただけの粗糖だ。 このジャグリを使って、ラケッシュがインド菓子を作る。それが好評で、ほどなくジャグリが底をついてしまう。 それで都内のインド食材店からジャグリを買ってきたのだが、やっぱり風味が違う。 そこで今回またアショカの農園に赴いて、5kgもらってくる。 これでイベント中は余裕だろう。 でも毎回南インドの奥地までもらいに行くのも難儀だから、誰か輸入してくれないものだろうか。 右写真はアショカとバナナ。 バナナの木も有機栽培すると、毎年脇芽が成長し、半永久的に使えるのだそうだ。味ももちろん格別であった。 + + + 帰りはウダイとともにムンバイ経由でデリーに赴く。 |
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5月30日(水) 明後日から「インドのご飯♪オープンハウス」 あさって6月1日から三日間、「インドのご飯♪オープンハウス」開催! 竹林はその準備でおおわらわだ。 今回は「食」がテーマということで、いつもとちょっと違って新鮮。 今、夜の七時半。 外は雨が降っているから、みんな屋内の作業に勤しんでいる。 それでは昨日・今日の風景からいくつかご紹介。 |
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竹林Shopオープニング時にも活躍した空間演出家の小林響くん。
昨日から泊まり込みで、竹林空間を様々に演出。 写真はチャイ小屋を改装しているところ。イベントが始まると、ここで響くんがチャイを供する。 |
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エプロン
綿×タッサーシルク手織。色は、白、黒、チャコール、ブルーグレーの四色。 ポケットの生地はいろいろ。 |
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最強の越中褌
手紡ぎ手織りシルク。 布はタッサー絹とモトカ絹の二種。(食には無関係だが…) |
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竹林マサラを袋につめる。
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ベジタブルバッグ
大きな野菜も入る余裕のサイズ。綿手織。色は三色。 ポケットの布はいろいろ。 3570円。 |
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6月3日の「インドの朝ごはん」リハーサル。
試食したスタッフによると「とても美味しい」とのこと。 ・アルークルチャ(じゃがいも入りチャパティ) ・マサラオムレツ ・ライタ(ヨーグルトサラダ) ・グリーンサラダ(ぱるば栽培のレタス) ・アチャール(インドピクルス) ・チャイ 1200円。要予約。まだ空きあり。 |
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