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過去帳 14春/13秋/13夏/13春/12秋/12夏/12春/11秋/11夏/11春/10後/10前/09後/09前/08後/08前/07後/07前/06後/06前/05後/05前/04後/04前/03後/03前/02後/02前/99/98/97/96
竹林日誌 10前/09後/09前/08後/08前/07秋/07夏/07春/06秋/06夏/06春/05秋/05夏/05春/04秋/ 04夏/04春/03秋/03夏/03春/02後/02前/01/99-00/「建設篇」
5月7日(水) 晴耕雨織!? |
5月14日(水) 種のいろいろ 〈真木千秋より〉
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5月18日(日) 多元的養蚕起源説 |
5月28日(水) モヘンジョダロ |
6月18日(水) 繭が来た 2014 |
6月20日(金) 春繭座繰り |
6月22日(日) パニパニ♪ |
6月23日(月) 『住む』2014夏号 |
6月25日(水) 田中ぱるば講演会/放送大学
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6月26日(木) エリ蚕大作戦 |
6月28日(土) 赤城の節糸 |
7月12日(土) 半世紀目のリベンジ 今から半世紀前の1960年代中頃、田中ぱるば少年は小学校の低学年生。 というわけで、新宿伊勢丹といえば私の中でも一種特別の存在。いつか弊スタジオの展示会を開いてみたいと思っていた。 |
7月30日(水) 竹林の竹垣 |
8月31日(日) こっちの藍 |
9月8日(月) インドの二人称 |
9月15日(月) 藍の生葉染め2014 |
9月17日(水) 用の美 |
9月19日(金) 『住む』2104秋号 以前よりこの雑誌には当スタジオもいろいろ関係しているが、今号は特別である。 |
9月29日(月) 八年後のデッキ普請 秋晴れの今日、竹林shopから槌音がする。 |
10月3日(金) 沙羅ブレーション 先日お伝えしたデッキ普請。 |
10月27日(月) 上海にて |
11月6日(木) ねじ珈琲のリハーサル |
11月11日(火) 百年スツール |
11月12日(水) 火遊びボーイズ |
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11月24日(月) 驚異のビーマル
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11月25日(火) タヒール復活 |
11月26日(水) 藍の家&仕込み 藍はここganga工房でも大事な染料だ。 天然のインド藍を用いて、灰汁発酵建てで染めている。 ここインドでは、こうした伝統的な染め方をする人々がほとんど残っていないので、沖縄・紅露工房で学んだりしながら、少しずつ経験を積んでいる。 今日はまず藍の家造りをする。 藍は生き物だから、保温が大事だ。ここ北インドは冬期、気温が0度近くまで下がるので、通年藍染をするには工夫が要る。今までの藍家は周囲を土で固めていたが、秋も深くなると水温低下が避けられない。そこで今回は火で加温できるような藍家を造ってみる。 ganga工房には大工(元)もいるので、何でも気軽に実験できる。材料は近所で調達できるものばかりだ。 |
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3 一時間半ほどで完成。中に藍瓶を入れてみる。左端のジテンドラは、モト大工だけあってなかなか器用だ。右端の染師ディネッシュも嬉しそう。 |
4 これより藍の仕込み。カマドで湯を沸かし、ジャグリ(粗糖)を溶かす染師ディネッシュ。この粗糖も、周辺のサトウキビを原料にして近所の製糖工場で造られたものだ。石灰を使っていないので柔らか。味見すると、すこぶる美味。ちなみにこのカマドも藍家と同様にこしらえたもの。 |
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5 藍瓶に、まず灰汁を入れるラケッシュ。この灰汁は前もって木灰から作っておいたものだ。 |
6 続いて藍を入れる。南インド・タミル州のアンバラガン氏が作っているインド藍だ。いわゆる泥藍。それを水に溶いて入れる。 |
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7 次いで酒。藍建ての先生である紅露工房では泡盛を使うが、こちらでは隣州で醸造されたラム酒。かつては密造酒なんかも使ったが、最近は合法的に。 |
8 先ほど湯に溶かした粗糖を入れる。かつては固形のまま投入したが、紅露工房に倣い、溶かして入れる。更にph調整のため石灰を少々入れる。 |
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9 資材投入が終わったら、みんなでお祈り。生き物相手だから、ここのところが重要なのである。このあたり、インド人の最も得意とする技だ。 |
10 最後によくかきまぜる。「地獄建て」とも呼ばれる困難な作業で、二年ほど前は勝率五割くらい。今はだいたい建つのであるが、建ち方にもいろいろで、たゆまぬ研鑽が必要である。 |
11月28日(金) 現場中継 今日は一日、ビジョイ・ジェイン氏と新工房建築現場で過ごす。 振り返れば、昨年のおとといが起工式であった。 一年経って、さて、進み具合は如何? ビジョイが初めて当地を訪れたのは一昨年の8月だが、彼によるともうそのとき既に計画の概要が目に浮かび、まさにその通りに事が進んでいるという。その進捗度は自分にとっては「記録的に早い」んだそうだ。 今日は現場を半分ほど巡り、建物の詳細についてビジョイが建築スタッフに指示を与える。それを聞いていると、建築家というのはホントに様々な要素を頭に入れ、細々としたところまで気を配るものだ、と誠に感心する。そういうことがよほど好きなのだろうが、頭の配線も私や真木千秋などとはかなり異なっているようだ。でもビジョイ曰く、そうした細々したことは自分にとっては自明なことだが、それを皆に伝えることがタイヘン、なんだそうだ。 |
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補助棟の食堂&キッチン部分について助手のシュリジャヤに指示を与えるビジョイ。補助棟は来年3月までには使用可能となるという。 |
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これが最新の模型。主工房とギャラリーの屋根に天窓がついている。(ただし天窓の構造は変更され、この模型より簡素化される予定) |
夕方、ギャラリーの検討を行う。向こうの壁の外に皆が建っている。なんだかギリシアの神殿跡のようだ。彼方に夕陽が見える。来年5月までには屋根がつくそうだ。 |
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近在の煉瓦工場からトラックで煉瓦が運び込まれていた。 |
新工房の畑では既に作物が採れる。これは大根。細いけれども濃厚で美味。 |
12月18日(水) フライ・ハイ |
12月28日(日) オーダーメイド・バッグ |